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死後事務委任契約とは?

(作成:2023.2.11 更新:2026.2.12)

おひとりさまの不安を解消する生前対策を分かりやすく解説

「自分が亡くなった後の手続きを、誰に任せればよいのだろうか」
このような不安をお持ちの方は少なくありません。

特に、

  • 身近に頼れる家族がいない

  • 家族に負担をかけたくない

  • 葬儀や納骨の希望をきちんと実現したい

といった思いから、生前に準備を検討される方が増えています

そのような方に有効な制度が
「死後事務委任契約」です。

 

この記事では、

  • 死後事務委任契約の内容

  • 遺言との違い

  • 必要となるケース

  • 契約の流れ

を行政書士の視点から分かりやすく解説します。


目次


1,死後事務委任契約とは

死後事務委任契約とは、
亡くなった後に必要となる各種手続きを、あらかじめ第三者へ依頼しておく契約です。

 

たとえば、

  • 葬儀・火葬・納骨の手続き

  • 病院や施設の支払い

  • 家財の整理

  • 各種解約手続き

など、死後には多くの事務が発生します。

 

これらを生前に依頼しておくことで、
残された方の負担を大きく減らすことができます


2,遺言書との違い

遺言書は、

財産の分け方を決めるものです。

 

一方、死後事務委任契約は、

 

財産以外の手続きを任せる制度

 

という違いがあります。

 

■遺言だけでは足りない理由

 

遺言書を作成していても、

  • 葬儀の手配
  • 納骨
  • 役所・契約の解約

などはカバーできません。

 

そのため近年は、

遺言+死後事務委任

 

をセットで準備するケースが増えています。


3,どのような人に必要か

特に検討をおすすめするのは次の方です。

  • おひとりさま

  • 子どもがいないご夫婦

  • 家族と疎遠な方

  • 家族へ負担をかけたくない方

これらに当てはまる場合、

早めの準備が安心につながります


4,任せられる具体的な内容

死後事務委任契約では、主に次の事項を依頼できます。

葬儀・納骨

  • 葬儀方法の指定

  • 納骨先の手続き

各種支払い

  • 入院費

  • 施設費

  • 公共料金

身の回りの整理

  • 家財処分

  • デジタル遺品整理

行政・契約手続き

  • 役所届出

  • 賃貸解約

  • 各種名義変更


5,契約手続きの流れ

一般的には次の手順で進めます。

  1. ご希望内容の整理

  2. 委任範囲の決定

  3. 契約書作成(公正証書推奨)

  4. 費用・預託金の設定

適切に設計することで、

確実に希望を実現できる契約となります。


6,相談先の選び方

死後事務委任は、

  • 契約設計

  • 金銭管理

  • 相続との関係整理

など専門知識が必要です。

そのため、

相続・遺言に詳しい専門家への相談

 

が重要になります。


京都で死後事務委任のご相談なら

行政書士はやし行政法務事務所では、

  • 公正証書遺言の作成支援

  • 死後事務委任契約の設計

  • 相続手続きの総合サポート

を通じて、
将来の不安を安心へ変えるお手伝いをしています。

 

まずは状況整理から、
お気軽にご相談ください。