目次
1. はじめに
皆さんこんにちは。
行政書士の林です。
私は本屋さんでウロウロするのが好きです。
特に用があるわけでもないですが並んでる本を見てるだけでも落ち着くんですよね。
でも気がつけば仕事に関するコーナーのあたりにいることが多いです。
先日も書店にいて色々と眺めていてんですが
「終活」に関する本って多いですよね。
エンディングノートの書き方とか。
でも私が社会人になった頃(覚えやすい西暦2000年)は
まだ「終活」なんて言葉は無かったと思います。
いつからこの言葉は使われ出したのか気になって調べてみました。
2. 終活はいつ始まった?
「終活」という言葉は2009年、ある週刊誌の記事タイトルに使われたのが
初めてなんだそうです。
そして2012年にはこの「終活」という言葉、流行語大賞トップ10入りしています。
ちなみにこの年の流行語大賞は「ワイルドだろぉ」です。
懐かしいですね。
その他には「iPS細胞」「維新」などがありました。
「終活」という言葉が生まれてから12年前経った今でも
本屋さんに関連本がこれだけ並んでいるということは、
それだけ関心が高いという事です。
そしてそれを裏付ける調査結果もあります。
3. 終活に関する調査報告
以下、2021年1月日本財団発表の終活に関する調査結果を抜粋してご紹介します。
【調査対象】全国の60歳~79歳男女
【回答数】2000
【調査手法】インターネット
Q.あなたは“終活”への興味がありますか(左)
Q.興味がある方対象に・・・あなたが興味をもっている“終活”内容は何ですか(右)
調査結果から分かるように、興味がある人は全体の58.2%。(左)
その58.2%の人が特に興味を持っている内容は「病気や認知症の心配」や
「家財処分のこと」「預貯金や保険のこと」「相続のこと」など挙げられています。
これらの関心が高いテーマからみえてくるのがやはり
「遺言書の大切さ」という事になりそうですね。
Q.遺言書を書いてよかったと思うことは何ですか?
最も多かったのが「気持ちの整理になった」・・・44.8%
次いで「自分の財産の使い道を自分の意思で決められた」・・・32.8%
「安心して老後を過ごせるようになった」・・・26.9%
「死後の不安が減った」23.9%
という調査結果となっています。
4. まとめ
終活の中で遺言書作成を通じて自分の築き上げてきたモノ、コトを整理する。
そのために財産の状況全体の把握したり、誰が相続人になるのか確認していく。
そうした事が見えてくることで気持ちが整理され
ご自身や周りの人を大切に、前向きに生きていける、という事なのかと思います。
まだまだ続く終活ブーム。
次回は遺言書の中身についても触れたいと思います。
終活に関することなら当事務所にご相談ください
当事務所は、京都市を中心に関西全域で、生前の相続対策の支援をしている行政書士事務所です。
遺言書の作成や財産管理委任契約、任意後見契約、死後事務委任契約、尊厳死宣言書など、ご本人様やご家族様が安心できる暮らしを法務面からご提案させていただきます。
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行政書士はやし行政法務事務所
代表行政書士 林 宏雄
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