· 

語(ご)彙(い)の日(5月1日)

皆さま、こんにちは。

行政書士の林です。

 

ゴールデンウィークですね。

長ければ10連休という方もおられるようです。

 

コロナ禍による規制のない長期休暇は久しぶりですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

私の場合は5月3~5日が連休になる予定です。

私も含めて家族みんなは混んでる所へは行きたくないタイプなので近場で過ごそうかと考えてます。

 

さて今回のタイトルにもありますように、本日5月1日は語彙の日だそうです。

 

ご存知でしたか?

(一社)日本記念日協会が認定している記念日なんですね。

 

~以下、協会HPより抜粋~

 

参考書や辞書の出版を通して、学ぶ楽しさを伝える株式会社旺文社が制定。日常生活や学習活動、仕事で書いたり読んだり聞いたりする言葉を的確に理解するために必要な「語彙」の大切さを認識してもらうのが目的。日付は5と1で「語彙(ごい)」と読む語呂合わせから。

 

以前は、実用的な日本語の語彙力を総合的に測定する『実用日本語 語彙力検定』という検定が実施されていましたが、今は実施されていないようです。

とても良い取り組みなのに残念だなあと思いつつ、検定の存在すら知らなかった私は何も言えませんね・・・。

 

でも「言葉」は大切だということは何となく頭では分かっていましたが、特に行政書士を開業してから強く感じるようになりました。

人とコミュニケーションを交わすということは、言い方を変えれば「言葉」というものが行ったり来たりしていて、その中で相手の言いたい事、自分の伝えたい事などを加えながら前進していったり、ゴールに向かっていくようなものだと思います。

 

ご相談者とのコミュニケーションで大切なことは、とにかく「聞く」ことにあると痛感しています。ついつい話されている途中で勝手に自分の頭でイメージし、その場合はこうなるな、こうするといいなという風に持っていってしまっている自分を反省する日々です・・・

 

相手の言いたい事、望んでおられる事をしっかりキャッチして整理する、つまり相手の気持ちを想える心の土壌がまずあった上で、今度は発信する側としてのスキルがその上に乗っかっているんでしょうね。

 

伝えるスキルとしては、こういう言い方がいいよ、こんな言葉づかいがいいよ、など様々な情報が書籍やインターネットでも発信されていますが、私が個人的に心掛けているのは

  • 分かりやすい言葉(専門用語は出来るだけ使わない)
  • プラス言葉(不安にさせるのではなく安心して頂ける言葉選び)
  • 適度なスピードとボリューム(早口・声の大小・情報量過多には注意)

という感じです。あまりまとまってないですが・・・。

決して出来ているという事ではなく、心掛けるようにしている事です。

話したり説明が上手な方、得意な方はこういった事が自然にできているように感じます。

 

私は自治体が主催する困りごと無料相談会の相談員として参加する機会がありますが、市民の方の困りごとに何かお役に立てればという面と、私のアウトプットの訓練という両面があります。

ご相談内容は相続や遺言、生前対策などが比較的多いですが、実は毎回ドキドキなんです。

どんなお困りごとを抱えておられるのかお聞きしないと分かりませんし、調べて後日回答というわけにはいきませんから。なので日々知識のアップデートが必要ですが、この無料相談会はとても有意義な時間となっていますので、時間が許す限りは今後も続けていきたいと思っています。

 

語彙の日にちなみ、言葉、コミュニケーション、そこから思った事を書いてみました。

誰のお役に立つか分かりませんが最後までお読みくださりありがとうございました。

 

特定行政書士 林 宏雄