今の時代は独身未婚や夫婦の別居・離婚・死別、子の独立などによる単身世帯も増えています。
その中でも一人暮らしをされている高齢者にとっては、「近くに頼れるご家族がいない」「今は元気だけど、もし病気やケガなどになってしまったら・・・」という不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
定期的に連絡をとったり顔を合わせたりできるようなご家族や知人などがいなければ、もし健康状態が悪くなったり、判断能力が低下してきたりしたときには、誰にも気付いてもらえません。
このような場合、信頼のできる第三者にお願いして定期的に連絡をとったり、様子を見に自宅まで来て今の健康状態や生活の状態などを見守ってもらうことができたら(見守り契約)、大きな安心感を得ることができ、精神的にも安定した生活を送ることができます。
一般的に見守り契約は、それ単体での契約ではなく「任意後見契約」のオプションとしてセットでご利用されることがほとんどです。
なぜかというと、任意後見契約は本人の判断能力が低下してからサポートが開始されますが、そのサポート開始の判断は本人の状況を把握していないと出来ないからです。
将来の判断能力が低下したときにスムーズにサポートを行うための見守り契約といえます。
ご高齢の一人暮らしの方や、ご家族が遠方にいる方などに対して、ご本人の心身の健康状況を把握し、安心して生活ができるようサポートすることが「見守り契約」です。
具体的には①見守り義務の範囲、②連絡を取る期間、③連絡手段、④手数料などです。
月1回の電話連絡や訪問などを取り決めることが多いです。
当事務所の見守り安心サポート(基本内容)
*上記が基本内容になりますが、ご意向に合わせた見守り契約書を作成します。
見守り契約書作成料 |
30,000円 (税込33,000円) |
見守り安心サポート |
月額10,000円~ (税込11,000円) |
緊急時の駆けつけ・外出時の同行・その他訪問など |
1回5,000円 (税込5,500円) |
*任意後見契約とセットで締結される場合は公正証書で作成するため、公証役場での手数料が別途かかります。